リミット
監督 ロドリゴ・コルテス
主演 ライアン・レイノルズ
"イラクで働くアメリカ人労働者ポール・コンロイは襲撃を受け、目覚めたら棺に入れられ土の中にいた。手元にあるものは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒。なぜここに入れられたのか?果たしてここから脱出できるのか?残された空気からタイムリミットは迫っている。"
1時間半ずっと暗い棺桶の中にいる。けど意外と退屈しない。あらすじ載せちゃったけど前情報ないほうがおもしろいかもしれない。なにせ棺桶の中の映像しかないから、ほんとにイラクにいるのかも分からないし、電話の相手が本当に国防省かも分からない。――という状態からだんだんと確定情報っぽいものが増えていく。
ミステリー的な意外性はあんまりないが、終盤に行くに連れてカフカっぽい不条理さは増してくる。何かあと一ひねり脚本の妙があれば文句なしに名作なんだけど……。
ところでこの映画をパクったB級映画が存在していて、そちらの方はコメディ感の強いどんでん返しがけっこうおもしろかった。
2020年01月17日
2019年09月10日
シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム [Blu-ray]
ロバート・ダウニー・Jr. (出演), ジュード・ロウ (出演), ガイ・リッチー (監督)
”世界各地で連続爆破事件が発生!謎を追う名探偵ホームズは、この事件の黒幕が、“もう一人の天才”モリアーティ教授であると見抜いていた。彼はホームズとワトソンを抹殺すべく、欧州中に巧妙な罠を張り巡らせる。史上最強の名コンビは、次々と襲いかかる危機を乗り越え、ついに決戦の地へ!大滝で繰り広げられる宿命のライバルとの軍配は、どちらの“天才”に上がるのか?新感覚アクション・エンターテイメント超大作・第2弾!””
今更ながらアマゾンプライムで。
アクションましましでおもしろかった。スロウかけてゆっくり見せてくれるからわかりやすくてよいよね。大砲のとこはちょっとくどかったけど。
モリアーティを「世界大戦」の黒幕にする再構築もはまっててよかった。上流階級からジプシーまで一通りの世界観の再現を丁寧にやってくれている。ホームズの映画というよりも「時代物」としてがっつり作ってる感じが好き。賢くて強いロウのワトソンは「英国紳士」として時代がかってる感じだけど、型破りなダウニーのホームズとはぴったり合ってるよね。
それにしてもワトソンは賢くてかわいくて強くてヒロインやってたな。
ロバート・ダウニー・Jr. (出演), ジュード・ロウ (出演), ガイ・リッチー (監督)
”世界各地で連続爆破事件が発生!謎を追う名探偵ホームズは、この事件の黒幕が、“もう一人の天才”モリアーティ教授であると見抜いていた。彼はホームズとワトソンを抹殺すべく、欧州中に巧妙な罠を張り巡らせる。史上最強の名コンビは、次々と襲いかかる危機を乗り越え、ついに決戦の地へ!大滝で繰り広げられる宿命のライバルとの軍配は、どちらの“天才”に上がるのか?新感覚アクション・エンターテイメント超大作・第2弾!””
今更ながらアマゾンプライムで。
アクションましましでおもしろかった。スロウかけてゆっくり見せてくれるからわかりやすくてよいよね。大砲のとこはちょっとくどかったけど。
モリアーティを「世界大戦」の黒幕にする再構築もはまっててよかった。上流階級からジプシーまで一通りの世界観の再現を丁寧にやってくれている。ホームズの映画というよりも「時代物」としてがっつり作ってる感じが好き。賢くて強いロウのワトソンは「英国紳士」として時代がかってる感じだけど、型破りなダウニーのホームズとはぴったり合ってるよね。
それにしてもワトソンは賢くてかわいくて強くてヒロインやってたな。
2019年05月23日
ヴェノム/ルーベン・フライシャー
ヴェノム
ルーベン・フライシャー (監督)
2019年3月
”<ストーリー>
敏腕記者エディ・ブロックは、人体実験で死者を出しているという<ライフ財団>の真相を追う中、<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体を発見し接触してしまう。
この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。
「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、このまま自分の乗り物となることを受け入れれば強大なパワーを与えるという取引を持ちかける。
エディは肉体の変化に困惑しながらも、その力に少しずつ魅入られていく――。
「俺たちは―――ヴェノムだ」こうして、❝最悪❞の存在、ヴェノムが誕生した!
<キャスト>
ヴェノム/エディ・ブロック:トム・ハーディ(中村 獅童/諏訪部 順一)
アン・ウェイング:ミシェル・ウィリアムズ(中川 翔子)
カールトン・ドレイク:リズ・アーメッド(花輪 英司)”
前振りが長く、最初の30分は退屈。
しかしヴェノムと合体してからの大暴れは実によかった。
特にカーチェイスでの触手アクション。ぐにゃっぐにゃしながらカーブ曲がったり、自爆ドローンを車のドアで防いだり。触手ものならではって感じ。
ストーリーも多少テンポは緩いが、ツボは確実に抑えていた。
エディの身の程知らずなヒーロー願望がヴェノムに浸透していく一方で、
ヴェノムの「ニンゲンクウ!ニンゲンクッテチカラツケル」にエディもきっちり侵食されているんだよね。
ボスの倒し方もきれいに「シンビオート」の弱点をついていてよかったんじゃないだろうか。ヒロインもさほどストレスにならず(魅力的って程でもなく)プラマイゼロで済ませている。
視聴後の正直な第一感は「食い足りない」ってところで、もうひと暴れしてほしい感じもあるんだけど、それは続編に期待しておこう。
ルーベン・フライシャー (監督)
2019年3月
”<ストーリー>
敏腕記者エディ・ブロックは、人体実験で死者を出しているという<ライフ財団>の真相を追う中、<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体を発見し接触してしまう。
この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。
「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、このまま自分の乗り物となることを受け入れれば強大なパワーを与えるという取引を持ちかける。
エディは肉体の変化に困惑しながらも、その力に少しずつ魅入られていく――。
「俺たちは―――ヴェノムだ」こうして、❝最悪❞の存在、ヴェノムが誕生した!
<キャスト>
ヴェノム/エディ・ブロック:トム・ハーディ(中村 獅童/諏訪部 順一)
アン・ウェイング:ミシェル・ウィリアムズ(中川 翔子)
カールトン・ドレイク:リズ・アーメッド(花輪 英司)”
前振りが長く、最初の30分は退屈。
しかしヴェノムと合体してからの大暴れは実によかった。
特にカーチェイスでの触手アクション。ぐにゃっぐにゃしながらカーブ曲がったり、自爆ドローンを車のドアで防いだり。触手ものならではって感じ。
ストーリーも多少テンポは緩いが、ツボは確実に抑えていた。
エディの身の程知らずなヒーロー願望がヴェノムに浸透していく一方で、
ヴェノムの「ニンゲンクウ!ニンゲンクッテチカラツケル」にエディもきっちり侵食されているんだよね。
ボスの倒し方もきれいに「シンビオート」の弱点をついていてよかったんじゃないだろうか。ヒロインもさほどストレスにならず(魅力的って程でもなく)プラマイゼロで済ませている。
視聴後の正直な第一感は「食い足りない」ってところで、もうひと暴れしてほしい感じもあるんだけど、それは続編に期待しておこう。

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