1930年代、ビッグバンド・ジャズ黄金時代と呼ばれた頃のヒット曲を集めたオムニバス・アルバム。
とにかくノリのいい、楽しい曲が集まっている。一曲目の「シング・シング・シング」は前に紹介したベニー・グッドマンのベスト(http://kijiyasu.seesaa.net/article/351499541.html)に収録されているものとは違い、ライブ盤。こっちの方が活き活きしている。軽妙な「レッツ・ダンス」「サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」もあっちには入ってない。2009年に出てるベストの方にはシングとダンスが入ってるが、こっちもサニーサイドは入ってない。
カウント・ベイシー・楽団の「12番街のラグ」
デューク・エリントン楽団の「A列車で行こう」のようなピアノが印象的な曲が好き。特にA列車はボーカルの声に雰囲気があっていい感じ。演奏もストレートで、変にひねった「気取り」のアレンジより聴き応えがいい。
1. シング・シング・シング(ベニー・グッドマン)
2. ワン・オクロック・ジャンプ(カウント・ベイシー)
3. ハウ・ハイ・ザ・ムーン(ジーン・クルーパー)
4. ミッドナイト・サン(ハリー・ジェームス楽団)
5. アーリー・オータム(ウディ・ハーマン楽団)
6. マイ・ブルー・ヘヴン(アーティ・ショウ楽団)
7. サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート(ベニー・グッドマン&ペギー・リー)
8. レッツ・ダンス(ベニー・グッドマン)
9. A列車で行こう(デューク・エリントン楽団&ベティ・ロシェ)
10. ロッカ・バイ・ベイシー(カウント・ベイシー)
11. バトル・ロイヤル(デューク・エリントン楽団,カウント・ベイシー楽団)
12. 12番街のラグ(カウント・ベイシー楽団・フィーチャリング・レスター・ヤング)
13. オパス 1(ジーン・クルーパ楽団&アニタ・オデイ)
14. ソリチュード(デューク・エリントン)
15. フォー・ブラザース(ウディ・ハーマン楽団)
16. ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド(デューク・エリントン楽団,カウント・ベイシー楽団)