2013年03月29日

栄光のビッグ・バンド・フェスティバル

栄光のビッグ・バンド・フェスティバル



 1930年代、ビッグバンド・ジャズ黄金時代と呼ばれた頃のヒット曲を集めたオムニバス・アルバム。
 とにかくノリのいい、楽しい曲が集まっている。一曲目の「シング・シング・シング」は前に紹介したベニー・グッドマンのベスト(http://kijiyasu.seesaa.net/article/351499541.html)に収録されているものとは違い、ライブ盤。こっちの方が活き活きしている。軽妙な「レッツ・ダンス」「サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」もあっちには入ってない。2009年に出てるベストの方にはシングとダンスが入ってるが、こっちもサニーサイドは入ってない。

 

 カウント・ベイシー・楽団の「12番街のラグ」
 デューク・エリントン楽団の「A列車で行こう」のようなピアノが印象的な曲が好き。特にA列車はボーカルの声に雰囲気があっていい感じ。演奏もストレートで、変にひねった「気取り」のアレンジより聴き応えがいい。
 
1. シング・シング・シング(ベニー・グッドマン)
2. ワン・オクロック・ジャンプ(カウント・ベイシー)
3. ハウ・ハイ・ザ・ムーン(ジーン・クルーパー)
4. ミッドナイト・サン(ハリー・ジェームス楽団)
5. アーリー・オータム(ウディ・ハーマン楽団)
6. マイ・ブルー・ヘヴン(アーティ・ショウ楽団)
7. サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート(ベニー・グッドマン&ペギー・リー)
8. レッツ・ダンス(ベニー・グッドマン)
9. A列車で行こう(デューク・エリントン楽団&ベティ・ロシェ)
10. ロッカ・バイ・ベイシー(カウント・ベイシー)
11. バトル・ロイヤル(デューク・エリントン楽団,カウント・ベイシー楽団)
12. 12番街のラグ(カウント・ベイシー楽団・フィーチャリング・レスター・ヤング)
13. オパス 1(ジーン・クルーパ楽団&アニタ・オデイ)
14. ソリチュード(デューク・エリントン)
15. フォー・ブラザース(ウディ・ハーマン楽団)
16. ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド(デューク・エリントン楽団,カウント・ベイシー楽団)
posted by 雉やす at 16:52| Comment(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月24日

The Best of Benny Goodman

The Best of Benny Goodman



1930年代にアメリカで絶大な人気を博したベニー・グッドマンのベストアルバム。
 CDに付いてる冊子には彼の来歴が詳細に記され、各曲についての予備知識も書かれていて読み応えがある。書いてる児山紀芳という人はジャズ雑誌の編集長をしていたのだそうな。
 当時の録音環境なので音がいいとは言えないが、曲はよい。
 特にCDの後半、
 「King porter stomp」
 「I've found a new baby(可愛い娘を見つけた)」
 「SING,SING,SING(part1&2)」
 歌付きの「And the angels sing(天使は歌う)」など、軽快なリズムとスウィングたっぷりのトランペットやトロンボーンが楽しい。
 湿っぽいジャズより賑やかなジャズが好きな人におすすめ。


posted by 雉やす at 22:29| Comment(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

アルビノ

albino
著:Stereo Fabrication of Youth




 「首都高ドライブ」と「sunrise」は一度聞いたら忘れられない名曲。伸びのある高音が持ち味のボーカルと、ストレートで感情移入しやすいが、聴きこんでも飽きない深みのある歌詞。シリアスな曲とポップな曲でかなりカラーが違うが、いずれもサビのキャッチーさがあって、フレーズが後に残ってまた聞きたくなるのがステファブである。
 聞いたことない人はぜひ。


posted by 雉やす at 21:19| Comment(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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